
カルロ・デッラ・ビアンカの肖像
作品情報
ストーリー
注文主はエレナ・ヴィガノ。1821年に亡くなるまでスカラ座を埋めた振付師サルヴァトーレ・ヴィガノの娘である。1823年のことで、モデルとなった若者はすでに死の近くにいた。ハイエスはふだんほとんど画布に描いたが、この肖像は高さ54センチの板に描かれている。カルロ・デッラ・ビアンカ本人については、職業も年齢も、ほとんど記録が残っていない。板の上にあるのは、ミラノのロマン派の人々が自分たちの姿として思い描いたものである。暗い服、暗い髪、何を生業にしているのかを示す持ち物は一つもない。この作品は展示に出ておらず、ブレラの収蔵品として保管されている。




