
Source: upload.wikimedia.org (operator-approved, non-displayable) · RESTRICTED
ダニエル=アンリ・カーンワイラーの肖像
作品情報
ストーリー
1910年のパリで、キュビスムはもっとも難解な段階に達し、ピカソはこうしてダニエル=アンリ・カーンワイラーを描いた。この絵画に賭け、ほとんど誰も理解しなかったころから売り歩いていた若いドイツ人画商である。顔も体も茶色と灰色の面へと砕けていくが、落ち着いて見れば手がかりが戻ってくる。撫でつけた髪のうねり、組んだ両手、懐中時計の鎖、そして左上には画家がアトリエに置いていたニューカレドニアの彫刻がある。カーンワイラーは何度もポーズをとったといわれる。四年後に戦争が起こり、ドイツ国籍の彼はフランスを離れざるをえなかった。フランス政府は彼のキュビスム絵画のコレクションを差し押さえ、戦後に競売にかけた。




