妻子とともに描かれたジョヴァンニ・デッラ・ヴォルタの肖像

Lorenzo Lotto · PD

妻子とともに描かれたジョヴァンニ・デッラ・ヴォルタの肖像


作品情報

アーティスト
ロレンツォ・ロット
制作年
1547
技法
油彩
種類
絵画
寸法
104.5 × 138 cm

ストーリー

晩年のロレンツォ・ロットは几帳面な出納帳をつけていた。1547年9月23日、彼はそこに、一枚の絵を家主のジョヴァンニ・デッラ・ヴォルタに渡したと記している。家主とその妻、二人の子どもを描いた肖像で、どうやら家賃の代わりだったらしい。ロットは七十近く、しばしば金に困り、ティツィアーノのより壮麗な手法を好むヴェネツィアではすでに時代遅れになっていた。一家は模様入りのトルコ絨毯を掛けた食卓を囲む。母は銀の鉢からさくらんぼを差し出し、いちばん小さな男の子は片脚で伸び上がり、父がわざと手の届かない高さにかざした一房へ手を伸ばす。こうした家族の群像をロットが描くことはまれで、数年後には独立した暮らしを捨て、ロレートの修道施設に入った。

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