ヤーコプ・コルネリス・ファン・オーストサーネンの肖像(1472/77頃-1528/33)

ヤーコプ・コルネリス・ファン・オーストサーネンの肖像(1472/77頃-1528/33)


作品情報

制作年
1533
技法
油彩、板
種類
絵画
寸法
37.8 × 29.4 cm

ストーリー

顔の横の小さな紙片には、名前が隠されている。I、W、v、Aの文字のうち、Wは上下が逆さでエムの字のように見える。これは「アムステルダムのヤーコプ・ワル」を意味し、画家ヤーコプ・コルネリスゾーン・ファン・オーストサーネンが仕事に使った名だ。よく知られた名のほうは住所のようなもので、アムステルダムの北の村オーストザーンの、コルネリスの息子ヤーコプという意味になる。

文字の下には1533年とあり、画家はこの年かその少し前に亡くなっている。この板絵は長いあいだ、北ネーデルラント絵画で知られる最古の自画像とされてきた。現在アムステルダム国立美術館はこれを彼の工房の作とし、失われた原作の模写である可能性が高いとみている。美術館によれば、こうした肖像は画家の地位が高まっていたことを示すという。修復の際には、背景を覆っていた灰褐色の上塗りが取り除かれた。

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