
Olga Boznańska · PD
パウル・ナウエンの肖像
作品情報
ストーリー
1890年代のミュンヘンはポーランドの画家たちが腕を磨く街だったが、美術アカデミーは女性を入れなかった。ボズナンスカは私設の画塾に通い、やがて自分のアトリエを構えて注文を受けるようになる。1893年のこの肖像のモデルは、ミュンヘンの若い画家たちに顔を知られていた画家ポール・ナウエンで、彼女の友人でもあった。本人の回想によれば、ナウエンは襟を立てたまま入ってきて、彼女はその姿のまま花柄のソファに座らせ、ティーカップを持たせた。絵はウィーンの展覧会で金賞を取り、1896年にクラクフ国立美術館が買い上げる。同館に入った最初のボズナンスカ作品がこれである。




