
アムステルダムのハンセン病院の三人の女性理事の肖像
作品情報
ストーリー
1660年代の終わり、アムステルダム市の慈善施設であるレプラ患者の収容所を、3人の女性が運営していました。美術館は彼女たちの名前を特定しています。クララ・アッバ、エリザベト・ファン・ダイネン、アハタ・ミュンテル。3人が囲むテーブルには、帳簿、インク壺、硬貨という、仕事の道具が並んでいます。その務めはきわめて実務的で、こうした女性理事は職員を監督し、物資の買い入れを取り仕切りました。アムステルダムの慈善施設は、理事たちの集団肖像を注文して自分たちの会議室に掛けていました。この絵も収容所のために描かれ、のちに市の所有となって今に至ります。美術館は制作を1668年から1671年ごろとし、ボルのほかにもうひとり、名の知れない画家の手が入っていると見ています。ボルは右下の足温器に署名と1668年の年記を入れました。熱い炭を入れた壺を収める小さな木箱で、オランダの女性たちは寒い部屋でこれをスカートの下に置いていました。




