
Diego Velázquez · PD
スペイン王妃イサベル(1602-1644)
作品情報
ストーリー
イサベル・デ・ボルボンはフランス王アンリ4世とマリー・ド・メディシスの娘で、1615年、まだ少女のうちに、のちのフェリペ4世となるスペインの王位継承者と結婚し、その最初の妃となった。1631年から1632年ごろ、ベラスケスは工房の手も借りて彼女を描いた。もとは全身像だったが、のちに国王の肖像と対になるよう画布が切り詰められ、四隅は継ぎ足されている。1639年5月にオーストリアの親族のもとへウィーンに送られた肖像が、これなのかもしれない。確かな記録が現れるのはずっと後で、1855年に皇帝フランツ・ヨーゼフの母ゾフィー大公妃の居室に、1858年にはベルヴェデーレ宮殿にあったことがわかっている。
