裕福な子供たち、貧しい両親

裕福な子供たち、貧しい両親


作品情報

制作年
1599
技法
油彩
種類
絵画
寸法
61 × 163 cm

ストーリー

この板絵の物語は、画中に書かれた韻文の二つの文句にすべて込められている。左下の紙片では、年老いた父が息子に助けを求め、有り金をすべてお前に託したのだと訴える。右上の銘板では、息子が、自分の体面を保たねばならないので差し上げるものは何もない、と答える。そのあいだのテラスには、裕福な若い夫婦が五人の子どもとともに立ち、老夫婦が階段を下りてくる。母親は目もとをぬぐっている。美術館はこれを双方への戒めと読む。息子は父母を敬えという戒めに背き、両親もまた、すべてを手放したのは軽率だったというのだ。作者は定まっていない。美術館はアールト・ピーテルスの名を挙げつつ、兄のピーテル・ピーテルスの可能性も認めている。1955年、この板絵はロンドンで単に「オランダ派」として売られた。

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