
リナルドとアルミーダ
作品情報
ストーリー
兜をかぶった二人の騎士が茂みからのぞき、一人は唇に指を当てている。彼らは十字軍の騎士リナルドを戦場へ連れ戻すために送られてきた。当のリナルドは魔女アルミーダの魔法の庭で彼女に寄りかかり、髪を整える彼女のために鏡を掲げている。トルクァート・タッソの叙事詩『エルサレム解放』の一場面で、詩の中で彼女は鏡を、彼は彼女の瞳を見つめている。枝にとまる赤いオウムも詩から来たもので、アルミーダの庭では一羽の鳥が歌う。1620年ごろ、この絵をドメニキーノに注文したのはマントヴァ公フェルディナンド・ゴンザーガだった。1586年、その父ヴィンチェンツォは、まだ公位継承者だったころ、フェラーラの病院に七年間閉じ込められていたタッソの釈放を実現させ、マントヴァへ連れて行った。ルイ14世がこの絵を買ったのは1685年である。




