
J. M. W. Turner, Rome, From Mount Aventine, 1835. Wikimedia Commons. · PD
アヴェンティーノの丘から見たローマ
作品情報
ストーリー
ターナーがこのローマの眺めを描いたのは、1835年のロンドンでのことで、実際にこの街を最後に訪れてから七年が過ぎていた。彼はアヴェンティーノの丘から見下ろす。眼下にはテヴェレ川が蛇行し、いくつもの円蓋が金色の光のなかに溶けていく。その光は正確な地形よりも、記憶とクロード・ロランの風景画に多くを負っている。1836年、この絵はロイヤル・アカデミーで公開された。1878年に第五代ローズベリー伯爵が買い取り、絵はおよそ130年のあいだ同じ一族のもとにとどまった。2014年、サザビーズで3030万ポンドで落札され、ターナー作品として史上最高額となった。




