アレクサンドリアの聖カタリナ

アレクサンドリアの聖カタリナ


作品情報

技法
ピエトラ・ガッリーナ(軟らかい砂岩)、彩色と金箔の痕跡
種類
彫刻

ストーリー

かつてこの部屋の像はすべて彩色されていましたが、この像にはいまもその色と金がわずかに残っています。頭の後ろでは、ふたりの小さな天使が名誉の布を掲げています。縁飾りのついた緑の布で、その縁飾りは、これらの像すべてと同じく金で彩られていました。片手には小さな車輪、もう片方の手には殉教者のしゅろの葉を持っていて、しゅろには当初の色が残り、驚くほど写実的な金色のナツメヤシの実まで彫られています。衣は赤、マントは青で、胸の大きなブローチには、おそらく玉座のキリストの前に立つ聖女自身が表されています。

伝説では、カタリナはアレクサンドリアの学識ある王女で、皇帝の哲学者たちを議論で打ち負かし、彼女を殺すために作られた棘のある車輪は砕け散りました。この像はヴェローナの上流、アディジェ川沿いのキエーヴォにあるサンタ・カテリーナ聖堂から来たもので、美術館は一群のなかでも最も洗練された像のひとつに数えています。正面を向いた姿に、顔の斜めの向きが動きを与えています。

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