
ナポレオーネ・オルシーニを蘇らせる聖ドミニクス
作品情報
ストーリー
この奇跡は、ドミニコ会の創立者聖ドミニクスについての最も古い伝記に出てくる。ローマでのある灰の水曜日、ドミニクスは新しいサン・シスト修道院に入る修道女たちと一緒にいた。そこへ、フォッサノーヴァの枢機卿ステファノの甥ナポレオーネという若者が落馬して死んだという知らせが届く。ドミニクスは遺体を運び込ませ、ミサをささげ、若者の名を呼んで起き上がるよう命じた。すると若者は傷ひとつなく立ち上がったという。その場にいた修道女チェチーリアが後に語り伝え、この場面はドミニコ会の聖堂のために何度も描かれた。
バレストラのこの絵は、長く美術館の収蔵庫にしまわれていた。2025年12月に公開された17〜18世紀の展示室の新しい展示のために取り出され、美術館はその紹介のなかで、注目すべき作品としてこの絵を挙げている。
