マントを分け与える聖マルティヌス

マントを分け与える聖マルティヌス


作品情報

アーティスト
反逆天使の画家
制作年
1325
技法
金地、カンヴァス(1967年に板から移し替え)
種類
絵画
寸法
64 × 29 cm

ストーリー

伝説によれば、マルティヌスはガリア北部のアミアンに駐屯するローマの兵士でした。ある冬、町の門で凍えた物乞いに出会い、軍用のマントを剣で二つに裂いたといいます。画家はふつう彼を馬上の姿で描きますが、ここでは立っています。光輪を戴いたひげの聖人がうつむき、刃が赤い布を切り進むあいだ、左端から物乞いの頭がのぞいています。左下の絵具は大きく剥落し、物乞いの体はほとんど失われています。

この場面は『反逆天使の墜落』の裏面、同じ板に描かれていました。のちに両面は切り離され、1967年にそれぞれカンヴァスに移されました。ブールジュ市がルーヴルに寄託したのも同じ年です。それ以前、板はトゥール近郊のヴィルペルデュとムーランの個人コレクションを経て、1963年にベリー美術館へ寄贈されました。

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