聖ペテロ

聖ペテロ


作品情報

アーティスト
リッポ・メンミ
制作年
1338
技法
テンペラ、金地、板(ポプラ材)
種類
絵画
寸法
94 × 44.2 cm

ストーリー

このペテロがどの教会のために描かれたかは、かつて隣に並んでいた聖人たちが教えてくれる。アッシジのフランチェスコ、トゥールーズのルイ、クララ、パドヴァのアントニオ、ハンガリーのエリザベトは、いずれもフランシスコ会ゆかりの聖人だ。ルーヴル美術館は、この祭壇画がシエナに近い塔の町サン・ジミニャーノのフランシスコ会聖堂のために描かれたと考えている。中央の聖母の左右に三人ずつ聖人が立つ七枚構成で、上部の尖塔部にはさらに小さな聖人たちが描かれていたらしい。鍵と赤い本を手にしたペテロは右側に立っていた。

現在、その部分はシエナ、ミラノ、ニューヘイヴン、ワシントン、ニューヨーク、ピッツバーグ、プロヴィデンスに散らばっている。中央パネルはいまも見つかっていない。ベルリンの聖母子が長くその候補とされてきたが、現在ではほとんどの専門家がこれを認めていない。ルーヴルは1864年、フィレンツェに住んでいたイギリス人の画家で画商のウィリアム・ブランデル・スペンスからこの板絵を購入した。そのときの売り文句は、ただ「シエナ派」だった。

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