聖ステファノ

聖ステファノ


作品情報

制作年
1487
技法
油彩・板
寸法
73 × 52.5 cm

ストーリー

画面の下に描かれた小さな紙片に、ラテン語で「ヴィンチェンツォ・デジデーリの誓願、フランチャの手により表す」と記されています。誓いを果たすために奉納された絵で、文面からはボローニャの注文主が想定されています。ひざまずいて手を合わせるのは、最初の殉教者、聖ステファノです。助祭の赤いダルマティカをまとい、石打ちで命を落としたことは、足もとに転がる石と、額から流れる細い血の筋だけが伝えています。背後には欄干と金色の台座に立つ柱があり、その向こうに水辺と丘が広がります。美術館は制作を1485年から1490年のあいだとしています。1891年、ボルゲーゼ家はラファエロ作と信じられていたチェーザレ・ボルジアの肖像をロスチャイルド男爵に売りました。その代わりとして交換された作品の一つが、この板絵です。

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