サン・ジョルジョ・マッジョーレ:サン・マルコ運河から

Canaletto · PD

サン・ジョルジョ・マッジョーレ:サン・マルコ運河から


作品情報

アーティスト
カナレット
制作年
1728
技法
油彩
種類
絵画
寸法
46.3 × 63.2 cm

ストーリー

カナレットがこの眺めを描いた1720年代の終わり、画面中央の聖堂はすでに建って160年ほどがたっていました。サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂は、島全体を所有していたベネディクト会の修道士のために、アンドレア・パラーディオが1566年に着工したもので、神殿のような白いファサードはサン・マルコ湾をはさんでドゥカーレ宮殿と真正面に向き合っています。カナレットは左右に係留された舟の群れを置いて聖堂を縁取り、見る人の目が開けた水面を渡ってから建物にたどり着くようにしています。聖堂の脇に立つほっそりした鐘楼は、いまそこにあるものではありません。この古い塔は1774年に崩れ落ち、現在の鐘楼は1791年にその跡に建てられました。絵は、オーストリアの元帥でもあったリヒテンシュタイン侯ヨーゼフ・ヴェンツェルが画家から直接買ったと考えられていますが、侯爵家のコレクションで確実にたどれるのは1873年からです。対になる大運河の眺めがあり、二点とも1948年ごろにリヒテンシュタイン家を離れました。対作品のほうは1991年にロンドンの競売に姿を現しています。

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