
57歳の自画像
作品情報
ストーリー
1848年3月、ミラノの市民は五日間の市街戦でオーストリア軍の守備隊を街から追い出し、同じ週にヴェネツィアはふたたび共和国を名乗った。この自画像はその年のものである。ハイエスは黒い服をまとい、頭に頭巾をかぶって、まだ何も描かれていない画布の前に立つ。片手にパレットと筆を持ち、もう一方の手が筆を白い面へ運んでいる。姿勢は、同じ建物に掛かるヴェネツィアの画家パルマ・イル・ジョーヴァネの自画像から取られている。ヴェネツィアの町のイタリア人、と彼は画布の裏に記し、年記を添えた。絵は生涯アトリエに残り、1883年にアンジョリーナ・ロッシ・ハイエスがブレラの美術学校へ寄贈した。




