
オーストリア人捕虜を連行するベルサリエリ
作品情報
ストーリー
レーガは初めこの絵を《遠征からの帰還》と呼んでいた。友人の画家テレマコ・シニョリーニに題名へ捕虜を入れるよう勧められ、その新しい題で政府が買い上げている。描かれるのは、羽根飾りのついた広い帽子をかぶったイタリアの軽歩兵ベルサリエーリの一隊が、1859年の戦争で捕らえたオーストリア兵を連れ戻す場面である。
1861年、イタリア王国が宣言された年に、絵はフィレンツェのプロモトリーチェ展と、新しい国家の最初の全国博覧会に出た。レーガ自身も1848年のクルタトーネの戦いに義勇兵として加わっている。画面を支えているのは軍服の色で、濃い青と淡い灰色が地面に対して斑として置かれる。1914年にピッティ宮で近代美術館が開いたとき、その出発点となった作品のひとつだった。




