法悦の聖フランチェスコと聖ベネディクトゥス、奏楽の天使

法悦の聖フランチェスコと聖ベネディクトゥス、奏楽の天使


作品情報

アーティスト
グエルチーノ
制作年
1620
技法
油彩、カンヴァス
種類
絵画
寸法
280 × 183 cm

ストーリー

17世紀のはじめ、ヴァイオリンはまだ新しい楽器で、教会よりも舞踏の場で耳にするものだった。この絵では、それを天使が弾いている。アッシジの聖フランチェスコはその音色に我を忘れ、左には修道院長の杖を持つ聖ベネディクトゥスが立つ。ベネディクト会の創始者である。二人の生きた時代はおよそ七世紀も離れているが、どちらも西欧の修道生活の礎を築いた人物で、注文主が並べて描かせても不自然ではなかった。場面はフランチェスコの初期の伝記に由来する。病に苦しむ彼が少しでも音楽を聴きたいと願うと、ある夜、天使が現れて奏で、その調べがあまりに甘美だったので、彼はもうこの世を離れたかと感じたという。グエルチーノはこの画布を1620年、チェントのサン・ピエトロ聖堂にあるドンディーニ家の礼拝堂のために描いた。ヴァイオリンを弾く天使とフランチェスコの図はその後も何度か描いているが、聖ベネディクトゥスが加わるのはこの最初の作だけである。

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