祝福する聖ペテロと寄進者

祝福する聖ペテロと寄進者


作品情報

制作年
1505
技法
油彩

ストーリー

寄進者の足もとにいる小さな犬を探してほしい。それは esto fidelis、ラテン語で「忠実であれ」と記した小さな巻物をくわえ、1505年ごろにこの板絵の代金を払った、ひざまずく男のものだ。男は自分を小さく、敬虔な姿で、手を上げて祝福する聖ペテロのかたわらに描かせた。犬は彼の忠実の象徴で、その銘は二重に働く。寄進者は自らの教会に忠実であり、動物は主人に忠実である。二人の背後で、ヴィチェンツァ随一の画家バルトロメオ・モンターニャは、ひそやかに土地に根ざしたことをしている。聖なる風景のなかに、同郷の人なら見分けられる実在の建物を差し込むのだ。ヴィチェンツァの大聖堂の正面と、アドリア海の向こう、ポラの大きなローマ円形闘技場である。

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