ネフェルトイアベトの石碑

ネフェルトイアベトの石碑


作品情報

アーティスト
作者不詳(エジプト第4王朝)
制作年
-2604
技法
石灰岩、浮彫、彩色(黒・黄・赤)
種類
彫刻
寸法
37.7 × 52.5 cm

ストーリー

大ピラミッドを築いたクフ王か、その後を継いだ二人の王のいずれかの治世に、ネフェルトイアベトという王女がギザ西方墓地のマスタバに葬られた。名前は「東方の美しき者」を意味し、この石板では「王の娘」と呼ばれている。どの王の娘かは書かれていない。

石板は墓の外壁にはめ込まれていた。ギザでは同じ種類の石碑とその断片が15点ほど知られている。王女は牛の脚をかたどった腰掛けに座り、衣の上にヒョウの毛皮をまとって、パンを並べた供物台に手をのばす。周りの象形文字は、永遠に受け取るべきもの、香油、パンとビール、オリックスと牛を挙げ、右側には亜麻布を種類と数量ごとに並べた表がある。色はいまも鮮やかだ。この種の石板のなかには、後の増築で塗り込められた状態で見つかったものもあり、それが保存のよさの一因とされる。

1902年、ギザで発掘をしていた英国人モンタギュー・バラードが発見した。アメリカの収集家アサートン・カーティスが1912年に美術商ジュール・サンボンとヤーコプ・ヒルシュから買い取り、夫妻でルーヴルに寄贈した。寄贈が受け入れられたのは1938年である。

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