少年のいる静物画

Jan Fyt / Attributed to Thomas Willeboirts Bosschaert / Jan Erasmus Quellinus · PD

少年のいる静物画


作品情報

アーティスト
ヤン・フェイト
制作年
1650
技法
油彩
種類
絵画
寸法
174 × 225 cm

ストーリー

獲物や果物の静物画といえば、ふつうは台所や市場の屋台が舞台です。ヤン・フェイトは1650年ごろ、それを宮殿の中へ持ち込みました。幅2メートルを超える画面に、宮殿風の建築と庭園の眺め、楽器、クジャク、高価な壺を並べ、貴族の館の調度として描いたのです。その中にいる少年は、おそらく別の画家の手によるものです。美術館はこの人物をアントウェルペンの人物画家トーマス・ウィレボイルツ・ボスハールトの作としていますが、かつては同じアントウェルペンの画家ヤン・エラスムス・クェリヌスの作とされていました。一枚の絵を専門の画家たちで分担するのは、アントウェルペンの工房ではごく普通のことでした。フェイトは自分の担当部分に、見落としやすい場所で署名しています。左下の楽譜の上に「Ioannes Fyt F.」と書かれています。

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