
Edmund Blair Leighton · PD
軍旗を縫う
作品情報
ストーリー
1911年になっても、エドマンド・ブレア・レイトンは、自分の名声を支えた空想の中世を描き続けていました。この作品は、その世界の中でもとりわけ静かです。若い女性が城壁の上に座り、膝に広げた重い旗を縫っています。明るい色のドレスをまとい、旗には金地に黒い鷲が表されています。戦いも、騎士も、出陣の場面もありません。あるのは、そうした出来事に先立つ手仕事だけです。この頃のレイトンはすでに晩年に近く、優雅な人物、入念な衣装、そしてロマンとして組み立てられた過去は、なお彼の得意な主題でした。この絵は1978年にロンドンで売却されたあと個人蔵となり、長く複製で知られる存在でした。

