
カピトリヌスの丘にユピテル神殿を創建するタルクィニウス・プリスクス
作品情報
ストーリー
これは隣に並ぶ《ザレウコスの裁き》と同じ帯状装飾の一部で、ペリーノ・デル・ヴァガが1521年、教皇庁の法律家メルキオッレ・バルダッシーニのローマの邸宅のために描いたものだ。題材はティトゥス・リウィウスに由来する。ローマ初期の王タルクィニウス・プリスクスが、カピトリーノの丘に大いなるユピテル神殿を創建する場面である。19世紀にこの場面は壁から剝がされてカンヴァスに移され、そうしてローマの帯状装飾の断片がフィレンツェへたどり着いた。群衆と建築の配し方は、ヴァティカンでラファエロのもとで学んだやり方そのものだ。中央では王が、地面に直に神殿の礎を描く建築家を見つめ、奥では喇叭手たちがこの日を告げている。
