
Henri Rousseau · CC0
ビセートル近くのビエーヴル川の岸辺
作品情報
ストーリー
ルソーがこの岸辺を描いたのは1908年ごろ、すでに晩年に近い。彼はパリの入市税の徴収係を務めた人で、絵は独学で覚え、工房も師も持たなかった。ここに描かれているのは、街の南、ビセートルを流れるビエーヴル川である。当時は皮なめし工場で川はひどく汚れていたが、それでもこのような静かな一角は残っていた。小道には農民の身なりの人影があり、奥には17世紀のアルクイユの古い水道橋が見える。1909年、ルソーは場所を記した手書きの紙片を枠に貼り、画商ヴォラールにこの絵を託した。




