
戦争画家アウグスト・クヴェルフルト
作品情報
ストーリー
毛皮の裏地がついた緑の上着に金の刺繍、赤と黒の柔らかな帽子。こちらを向いたこの男性は、片手に細い筆を、もう片方の手にパレットと予備の筆の束を持っています。モデルはアウグスト・クヴェーアフルト。北ドイツのヴォルフェンビュッテル出身の戦闘画家で、1743年からウィーンでの活動が確認されています。ベルヴェデーレはこの肖像画の制作年を、疑問符つきで1752年としています。クヴェーアフルトがウィーンのアカデミーの名誉会員となったのも同じ年ですが、美術館の記録は両者を結びつけていません。フランツ・ゼーバルト・ウンターベルガーは、この絵に署名を残していません。作品は1922年に美術史美術館から移されてきました。君主制が倒れたあと国のコレクションが再編され、オーストリアのバロック絵画が一か所に集められたときのことです。