
Dante Gabriel Rossetti · PD
祝福されし乙女
作品情報
ストーリー
ロセッティがこの絵のもとになった詩を書いたのは、まだ19歳ごろ、1847年のことでした。天国の縁から身を乗り出し、地上に残してきた恋人を見つめる、亡くなった乙女の姿です。画家として同じ主題に立ち返ったのはおよそ25年後、1871年、グラスゴーの収集家ウィリアム・グレアムのためでした。愛したジェーン・モリスはすでに友人ウィリアム・モリスの妻だったので、モデルには職業モデルのアレクサ・ワイルディングを立てています。乙女は金の欄干にもたれ、髪に三つの星をいただき、抱き合う男女に囲まれています。初期ルネサンスの祭壇画を好んだグレアムは、画面下の細長い部分をあとから描き加えさせました。そこでは恋人がひとり秋の草に横たわり、届かない天を見上げています。




