ボヘミアの娘

William-Adolphe Bouguereau · PD

ボヘミアの娘


作品情報

制作年
1890
技法
油彩・カンヴァス
種類
絵画
寸法
150 × 124.5 cm

ストーリー

1889年にブグローがこの絵を初めて仕上げたとき、ヴァイオリンを膝にのせた裸足の若い女性は、飾り気のない石の壁を背にして座っているだけで、どこにいるのかを示すものは何もなかった。絵は売れなかった。翌年、買い手が背景に手を入れてほしいと望んだので、ブグローは画面に戻り、壁をセーヌ川へと開いた。川の向こうにはノートルダム大聖堂がそびえ、後ろにはアルシュヴェシェ橋が架かる。同じころのパリでは、印象派の画家たちがすでに街の光を素早い筆触でとらえていたが、ブグローはあくまでアカデミーの磨き上げた画風を貫いた。モデルの少女は彼が何度も描いた顔である。この二番目の、広げられた眺めがのちに大西洋を渡り、ミネアポリスでおよそ80年ものあいだ飾られていた。

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