
配膳室のテーブル(昼食の残り)
作品情報
ストーリー
18世紀フランスの大きな屋敷では、料理と給仕は別々の部門でした。厨房は火と肉を扱います。一方、専属の使用人を抱えるオフィスと呼ばれる配膳室は、ジャムや果物、焼き菓子をしまい、デザートを用意し、食卓用の磁器やガラス器、リネンを管理していました。この絵が描くのはその配膳室です。パイ皮に包んだパテ、磁器のスープ鉢、油と酢の薬味入れ、ジャムの瓶、ナプキンが卓上にひしめき、右手の赤い漆塗りの小卓にはコーヒーかショコラ用の磁器のカップが置かれています。
シャルダンは1756年に厨房の静物画と対をなす作品としてこの構図を初めて描き、1757年のサロンに出品されたその最初の作品は、いまカルカソンヌの美術館にあります。この一枚は数年後に画家自身が描いた再制作です。署名の横の年記は最後の数字が読みにくく、ルーヴルは疑問符つきで1763年と読んでいます。




