
カルヴァリの丘
作品情報
ストーリー
1520年頃、ライデンの画家がこの縦長の板に、キリストの受難をまるごと描き込みました。信者の目が場面から場面へと順にたどれるよう組み立てられています。いちばん奥では群衆がエルサレムの城門から出てきて、キリストが十字架の重みに倒れます。丘の上では、すでに磔にされています。
手前に描かれているのは、そのあいだの待つ時間です。刑吏が十字架にかがみ込み、手回しの錐で穴をあけています。少し奥では、衣を剥がれたイエスが十字架の木に腰かけています。そばでは二人の盗賊に飲み物が差し出され、馬上の大祭司アンナスが指図をしています。画面の下端には髑髏と犬が見えます。
アムステルダム国立美術館は1996年にこの絵を購入し、2004年から2010年まで、制作地とみなすライデンの市立博物館ラーケンハルに貸し出しました。