
遊ぶ猫
作品情報
ストーリー
子猫がテーブルに上がり、ドミノの牌にちょっかいを出している。そのすぐ横には、まだ火のついた葉巻をのせた灰皿がある。この絵のおかしさも緊張も、すべてそこにある。うっかり前足を振れば、葉巻は落ちてしまう。ロナー=クニップはブリュッセルで、猫を家族の一員として扱いはじめた買い手たちのために、こうした場面を描いた。舞台は19世紀の室内のありふれた品々で、ここでは煙草とゲームの夜の道具立てである。板絵は縦約33センチ、横約45センチと小さく、右上に署名がある。アムステルダム国立美術館は制作年を1860年ごろから1878年ごろのあいだとしか特定できていない。1907年、ハールレムの収集家J・B・A・M・ウェステルワウトの遺贈によって美術館に入った。