聖アウグスティヌスとアキテーヌの聖ギヨームのいる聖母戴冠

聖アウグスティヌスとアキテーヌの聖ギヨームのいる聖母戴冠


作品情報

制作年
1615
技法
油彩、カンヴァス
種類
絵画
寸法
220 × 144 cm

ストーリー

ローマのサンタゴスティーノ聖堂にあるブオンジョヴァンニ礼拝堂の祭壇には、この絵とよく似た別の一枚が掛かっている。1616年頃、ランフランコは教皇庁の弁護士ベルナルディーノ・ブオンジョヴァンニのためにこの礼拝堂全体を装飾し、ルーヴルの画布はもともとその祭壇のために描かれた。現地に残る祭壇画は構図を左右反転させ、上空に父なる神を加えている。注文主がその姿を求めたため差し替えになった、という説がある。

雲の上で、白い布をまとい胸をあらわにしたキリストが、聖母の頭上に冠を掲げる。その下で、礼拝堂が献げられた二人の聖人が天を仰ぐ。聖堂の修道士たちがその会則に従っていた聖アウグスティヌスは、金色の司教のコープを着てひざまずき、両腕を大きく広げる。その後ろで暗い修道服をまとい手を合わせるのが、アキテーヌの聖ギヨーム。伝説では領地を捨てて隠修士となった公爵で、アウグスティノ会は彼を自分たちの仲間とみなしていた。左下では小さな天使が地面に開いた本を押さえている。

退けられたこの画布はパリに渡り、収集家ピエール=アレクシ・ポンス・ド・ラ・フイユの手元にあったが、1671年にルイ14世のために買い上げられた。

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