
カイロの家の中庭
作品情報
ストーリー
カイロの古い家の戸口で、ヴェールをかぶり子どもを連れた母親が、馬を連れてきた男と話している。そばでは子どもたちが様子を見守る。ウィレム・デ・ファマルス・テスタスが初めてエジプトへ渡ったのは1858年で、この場面は1868年に再び東方を旅したのち、ヨーロッパに戻って描かれた。同じころ、エジプトの統治者ヘディーヴ・イスマーイールは、1869年のスエズ運河開通に合わせて、旧市街の西にヨーロッパ風の新市街を造りはじめていた。絵の家は旧市街のものだ。アムステルダム国立美術館は1881年にこの作品を購入し、制作年を二度目の旅から購入までのあいだとしている。