パリ高等法院の磔刑図

パリ高等法院の磔刑図


作品情報

制作年
1452
技法
オーク材の板に油彩
種類
絵画
寸法
226.5 × 270 cm

ストーリー

三世紀以上にわたり、この板絵はシテ島の宮殿にあったパリ高等法院の大法廷を飾っていた。その宮殿は絵のなかにも描かれている。聖人たちの背後に広がる都の眺めに、セーヌ川や古いルーヴル城とともに見えるのだ。注文はおそらく1452年のことで、高等法院がポワティエからパリに戻って16年後だった。イングランド軍とその同盟者ブルゴーニュ派がパリを押さえていたあいだ、法院はポワティエに移っていたのである。同じ大法廷では、国王がみずから臨んで親裁座を開き、判事たちに王令の登録を強いた。画家の名は伝わらず、ドルー・ビュデの画家と呼ばれている。アンドレ・ディープルと同一人物とする説は、いまも仮説にとどまる。1904年、フランスの法廷から宗教的な図像が取り除かれていった時期に、この板絵は裁判所を離れた。

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