
Edgar Degas · CC0
踊りの稽古
作品情報
ストーリー
このパステル画は、三枚の紙をつなぎ合わせてできています。ドガは制作の途中で上と右に紙を継ぎ足しました。ヴァイオリン弾きを画面に収めるためだったと考えられ、バーにつかまる少女のポーズにも描き直しの跡がうかがえます。メトロポリタン美術館には、この奏者だけを描いたパステルの習作も残っています。当時のバレエのレッスンではヴァイオリンが伴奏を務めることが多く、ドガはこうした奏者を何度も描きました。
制作は1879年ごろです。その春、パリでは印象派の第四回グループ展が開かれました。画家であり、展覧会の組織者でもあり、仲間の作品を気前よく買い集めていたギュスターヴ・カイユボットが、このときか、その少し後にこの作品を手に入れたとみられます。1894年にカイユボットが亡くなると、作品は遺言でルノワールに贈られ、ルノワールはほどなくそれを売却しました。




