死せるキリストとマグダラのマリア、天使たち

死せるキリストとマグダラのマリア、天使たち


作品情報

制作年
1616
技法
油彩
寸法
42 × 53 cm

ストーリー

左側で天使が燃える松明を掲げ、その光がキリストの亡骸と、その手にそっと指を添えるマグダラのマリアを照らしている。アレッサンドロ・トゥルキ、通称オルベットが、ローマでの最初の数年のうち、1616年から1617年頃に粘板岩の板に油彩で描いた作品である。1650年、ボルゲーゼ家の別荘の案内書を著したヤコモ・マニッリは、この絵をトゥルキの作として記録していた。ところが1700年の目録では、ファルネーゼ宮殿のギャラリーの天井画で知られるボローニャの巨匠アンニーバレ・カラッチの作とされ、その名は1790年と1833年の目録にも引き継がれた。美術館は、人物が亡骸を半円形に囲む構図を、アンニーバレ自身の「ピエタ」と結びつけている。本来の作者名を取り戻させたのは、1893年にこのコレクションを整理した美術史家アドルフォ・ヴェントゥーリで、以後この帰属に異論は出ていない。足もとの地面には、茨の冠が置かれている。

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