
Francisco de Zurbarán · PD
イギリス軍に対するカディスの防衛
作品情報
ストーリー
1625年、イギリス艦隊がスペイン南部の港カディスを襲い、撃退された。その勝利を、フェリペ4世は新しい宮殿ブエン・レティーロの「諸王国の間」に掲げる連作として描かせた。スルバランが担ったこの一枚では、指揮官たちが前景に大きく立ち、その背後に湾と敵艦、砲火が小さく広がる。同じ広間には、ベラスケスの《ブレダの開城》も並んでいた。静物画の名手だったスルバランの手で、鎧や地図、指揮杖の質感がひとつひとつ克明に描き分けられている。




