差し押さえ

差し押さえ


作品情報

制作年
1840
技法
厚紙に油彩
寸法
36 × 45 cm

ストーリー

差し押さえとは、家賃を払えなくなった家から家財を取り上げることです。ペーター・フェンディは1840年、その場面を描きました。がらんとした部屋に七人の家族が暮らしています。前掛けをした職人の父親は、頭を手で支えて座り込んでいます。シルクハットに眼鏡の執行官は命令書を読み上げながら、戸口を指さしています。二角帽の警官はテーブルの引き出しを探り、床では助手が寝具を縛り上げています。母親と子どもたちは身を寄せ合い、奥のベッドでは年老いた女性が布に顔をうずめて泣いています。

1830年代以降のウィーンでは、工場の広がりによって昔ながらの多くの仕事が消え、貧困と借金に追い込まれる人々が増えていきました。

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