ナポリ湾、背景にイスキア島

ナポリ湾、背景にイスキア島


作品情報

制作年
1818
技法
油彩・カンヴァス
種類
絵画
寸法
90 × 109 cm

ストーリー

クニップは1809年から1812年まで、ローマとその周辺で廃墟や教会、丘の斜面を水彩で描きとめました。帰国から六年後、それらのスケッチを組み合わせて仕上げたのがこの作品です。アムステルダム国立美術館は2013年に彼のローマ時代の習作46点を購入しました。その中にはネロの水道橋や、サンティ・クアットロ・コロナーティ聖堂を描いたものがあり、どちらもこの画面に取り入れられています。元の素描と油彩が、いまは同じ美術館にあるわけです。

画面のどの部分も、アトリエで組み立てられました。崩れたアーチ、丘の上の修道院、泉のそばの柱頭の断片は、それぞれ別の習作から取られ、ナポリ湾を見下ろす場所に置かれています。水平線にはイスキア島とその山。石畳の道では白い衣の人物が犬を連れた男と話し、もう一匹の犬がそばを歩いています。クニップは署名と年記を、その石畳の上に描き込みました。

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