市民音楽の楽器

市民音楽の楽器


作品情報

制作年
1767
技法
油彩、カンヴァス(楕円形の構図)
種類
絵画
寸法
112 × 144.5 cm

ストーリー

ムードンのセーヌ川を見下ろす丘に建つベルヴュー城は、国王の寵姫ポンパドゥール夫人のために建てられ、のちにルイ15世が彼女から買い戻したものです。1766年、王は未婚の娘たち、いわゆるメダムのためにこの城を整えさせ、その音楽室の扉の上に掛ける絵が必要になりました。シャルダンは1767年に楕円形の2点を納め、こちらは平和な音楽を描いた一枚です。卓上にはヴァイオリンと弓、ハーディ・ガーディ、フルート、太鼓、ホルンが並び、楽しみのための音楽の楽器がそろっています。対になる作品には軍隊のトランペットと太鼓が集められています。

王女たちは音楽に熱心でした。のちに『フィガロの結婚』を書くボーマルシェは、それより何年も前に彼女たちのハープの教師に雇われています。2点の絵は革命で没収され、1853年に再び姿を現しました。その後はパリの収集家一族マルシーユ家のもとで一緒に保たれ、2010年に一族とルーヴル友の会からルーヴル美術館に寄贈されました。

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