
Rembrandt, The Jewish Bride, 1667. Wikimedia Commons. · PD
ユダヤの花嫁
作品情報
ストーリー
レンブラント最晩年の作で、制作は1665年から1669年ごろとされる。破産し、内縁の妻も息子も先立たれ、注文も減っていた時期に、彼はこの静かな二人を描いた。男が女の胸にそっと手を添え、女もその手に軽く指を重ねる。二人が誰なのかは分かっていない。旧約聖書のイサクとリベカに見立てた夫婦の肖像ではないかと考えられているが、確かなことはいえず、「ユダヤの花嫁」という通称も後世につけられたものにすぎない。近くで見ると、男の袖の金色は、絵具をこてで厚く盛り上げてつくられている。1885年、この絵の前に立ったゴッホは友人に、乾いたパンだけでここに二週間座っていられるなら、自分の寿命を十年縮めてもいいと語ったという。




