
Johann Peter Krafft · PD
民兵の別れ
作品情報
ストーリー
オーストリアは1808年、市民や農民からなる民兵組織ラントヴェーアを設けました。1813年、その兵士たちは再びナポレオンとの戦いに向かい、同年10月、ライプツィヒ近郊の諸国民の戦いでナポレオンは敗れます。ラントヴェーアもこの戦いに加わっていました。ヨハン・ペーター・クラフトがウィーンでこの絵を描いたのも、同じ1813年です。横幅351センチの大画面には、農家の部屋での別れが描かれています。長い外套に羽根飾りの帽子をかぶった兵士が、赤ん坊を抱いた妻の手を握っています。祖父は両手を組んで祈り、そのそばではひざまずいた若い女性が顔を覆っています。少年は犬を押さえ、緑色のストーブの上では猫が眠っています。署名と年記は、祖父のベルトの上にドイツ語で記されています。1816年、この絵は皇帝の命によりアカデミーの展覧会で買い上げられました。