楽師たちの喧嘩

Georges de La Tour · PD

楽師たちの喧嘩


作品情報

制作年
1625
技法
油彩・キャンバス
種類
絵画
寸法
86.4 × 141 cm

ストーリー

ろうそくの光にほのかに照らされた聖者たちで名を成す前、ジョルジュ・ド・ラ・トゥールは真昼の光の中の物乞いを描いていた。これもその一枚で、1625年ごろの作である。二人の年老いた大道芸人がつかみ合いの喧嘩をしている。ハーディガーディを弾く男は盲人だ、あるいは盲人だと称している。もう一人が飛びかかり、その目に向けてレモンを絞る。見えないふりをする物乞いを見破るための、昔ながらの手口だ。ラ・トゥールは、腐った歯の一本一本、なめし革のような皺の一筋一筋を、憐れみのかけらもなく写し取る。この絵は長らくカラヴァッジョの作とされ、その荒々しい写実を思わせるが、ラ・トゥールに戻されたのは1958年のことだった。ゲッティ美術館が買い上げたのは1973年である。

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