カンペール近郊のオデ川

Eugène Louis Boudin · PD

カンペール近郊のオデ川


作品情報

技法
油彩
種類
絵画

ストーリー

カンペール美術館は、ひとりの収集家の遺言から生まれました。国の土木技師を退いたジャン=マリー・ド・シルギー伯爵は、パリの競売で多くの作品を買い集め、1864年にカンペールで亡くなる際、約1200点の絵画を町に遺贈しました。条件は、それらを展示する美術館を建てること。建物は大聖堂の向かいの広場に建てられ、1872年に開館します。この小さな板絵も、その遺贈品のひとつでした。

描いたのはウジェーヌ・ブーダンです。1855年に初めてブルターニュを訪れた彼は、まずカンペール周辺で素描を重ね、農家や、町を流れるオデ川の岸辺を小さな板に油彩で描きました。この作品は幅27センチほどで、美術館は制作年を1855年から1858年のあいだとしています。水辺には一本の高い木が立ち、左手の岸の小道を小さな人影が歩いています。

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