馬上槍試合の褒賞

馬上槍試合の褒賞


作品情報

アーティスト
アンリ・クロ
制作年
1873
技法
真珠を施した彩色蝋レリーフ、黒い木製額縁入り
種類
彫刻
寸法
67 × 52 cm

ストーリー

背後に並ぶ四人の侍女は、ほとんどが中世風の高いとんがり帽子をかぶっている。中央の貴婦人の髪飾りには真珠がはめ込まれ、彼女は馬上槍試合の賞品である剣を、天蓋付きの観覧席の手すりの上に横たえるように持っている。彼女のために戦う騎士の姿は表されていない。刃には「ブリセイス」の名が読める。ホメロスの『イリアス』で、戦利品としてアキレウスに与えられた娘の名である。アンリ・クロはこの頃、蝋を素材にしていた。蝋を芯まで着色し、彩色して真珠を埋め込む手法は、ルネサンスの小さな蝋のレリーフに倣ったものだ。国は1873年のサロンでこの作品を買い上げ、アヴィニョンのカルヴェ美術館に送った。作品はそこでおよそ一世紀を過ごした。

この物語を音声で。アプリを入手。