
Thomas Lawrence · PD
赤い服の少年
作品情報
ストーリー
1825年、トマス・ローレンスはロイヤル・アカデミーの会長であり、イギリスでもっとも引く手あまたの肖像画家でした。ホイッグ党の政治家ジョン・ジョージ・ランバトン、のちのダラム伯爵が、六、七歳になる息子チャールズ・ウィリアムの肖像を注文します。ローレンスは型どおりの家族像の構図をとらず、赤いビロードをまとった子どもを一人、岩の上に座らせ、夕暮れの風景の中に置きました。注文というより夢のような、ロマンティックな絵です。この子は大きくなれませんでした。13歳で結核により世を去っています。絵のほうは名高いままでした。1967年、イギリスの郵便切手に印刷された最初の絵画となったのです。
