
ラザロの復活
作品情報
ストーリー
高さ四メートル近く、幅は六メートル半を超えるこのカンヴァスは、ジュヴネがひとつの教会のために描いた四点のうちの一点だ。1703年から1706年にかけて、彼はパリのベネディクト会サン=マルタン=デ=シャン修道院のために、キリストの生涯の場面を連作で描いた。どれもこの巨大な寸法で、本作には1706年の署名と年記がある。
主題は『ヨハネによる福音書』から取られている。ラザロが墓に葬られて四日目、キリストがやって来て手を上げ、彼を呼び出す。そのまわりに身内や見物の人々が押し寄せている。
ルイ14世はこの連作をたいへん気に入り、1712年から1716年にかけて王立ゴブラン製作所でタピスリーに織らせた。そのタピスリーの一揃いは、ロシア皇帝ピョートル大帝がフランスを訪れた際に贈られている。


