
Canaletto · PD
南から見たリアルト橋
作品情報
ストーリー
リアルトはヴェネツィアの商業の中心で、市場や銀行、倉庫が集まる場所でした。木の橋に代えて1588年から1591年にかけて架けられた石造りのリアルト橋は、町でいちばん有名な橋です。カナレットはこの眺めを1735年から1740年の間に描きましたが、これは彼が最も多く繰り返した構図のひとつです。ただし主役は橋ではありません。カナレットは橋を奥へ、中心からずらして置き、大運河の長い広がりのために場所をあけています。右手にはドルフィン・マニン宮、左手にはワインの荷揚げ場だったリーヴァ・デル・ヴィンがあり、そこにひしめく舟の一艘一艘まで、宮殿と同じ鋭い正確さで描かれています。




