
Alfred Sisley · PD
マントへの道
作品情報
ストーリー
1986年にオルセー美術館が開館すると、印象派の絵はルーヴルを離れていった。この風景画は残った。1961年にエレーヌとヴィクトール・リヨン夫妻がフランス国家へ寄贈したコレクションの一点で、寄贈には、一括して分散させないという明確な条件がついていた。息子エドゥアールが1977年まで用益権を持っていたため、リヨン家のモネやルノワール、ドガ、そしてこのシスレーが壁に掛かったのはそれ以降になる。シスレーがマントへ向かう道を描いたのは1874年。マントはパリの西およそ50キロ、セーヌ川沿いの町である。同じ年の夏、彼はイギリスへ渡り、ハンプトン・コートのテムズ川を数か月描いた。費用を出したのは、彼の絵を買っていたオペラ歌手ジャン=バティスト・フォールだった。




