
Elisabeth Baumann · CC0
彫刻家イェンス・アドルフ・イェリカウ、画家の夫
作品情報
ストーリー
エリザベト・イェリハウ=バウマンがこの肖像を描いたのは1846年、描かれた人物であるデンマークの彫刻家イェンス・アドルフ・イェリハウと結婚したのと同じ年だった。二人はその少し前、彼女が1845年に移り住んだローマで出会っている。ワルシャワに生まれ、デュッセルドルフの美術学校で学んだ彼女は、当時ほとんど女性に開かれていなかった美術の世界で道を切り開き、やがてデンマーク絵画で重きをなすことになる。ここで彼女が注意を集めるのは両手、彫刻家にとって本当の道具である。片方の手には婚約指輪が握られている。彼の背後、なかば影のなかに、まもなく彼の名を高めることになる作品の粘土の下絵が立っている。当時制作していた筋骨たくましいヘラクレス像である。
